akaiyakijakeの日記

ライブレポを自由気ままに書いていきます

2017.7.16.sun STAND ALONE Vol.5 藤巻亮太×山内総一郎@品川プリンスホテル クラブeX

超絶どひさしぶりです

一年ぶり、、、笑

ぶりっていうかブログ自体三日坊主で終わっててわらう

ここんとこ行くライブの本数が増えて、なのにどんどん記憶力は衰えて、、()

ライブ中にレポ書くことを意識するのが疎ましくなり、もうぜんぜん書いてませんでした

でもでもやっぱ寂しいな記録が残らないのは、ということで覚えてることだけでも書いてこうとここに再開を誓います

ほんとMCとかはぜんぜん覚えられないのでいろいろ情報収集して書くとおもいます

前置きはこのへんにしてさっそく

 

(※今回も総さん中心というかほぼ総さんだけレポ)

 

はじめてテーブル席でライブみた

しかも今回の会場だとすみっこ感あって、なのにステージ近いし目線もちょうどいいし、あと椅子がふかふかしてて映画館みたいで、もう最高だった(もう)

どんな構成でライブやるんかな〜とか考えてたら開演時間の17時半になって照明が落ちる

 

幕がふぁって開いて出てきたのは総さん、そのまま花道を歩いてどうも〜〜な感じでステージへ

最近多いゆるふわな衣装なのに加えて今回ふつうにかっこいいスタイルだった(ふつうに、のとこ大事)

サーモンピンクのてろてろシャツ羽織って黒ガウチョにブーツ、みたいな

あとここんとこコンディション不安定になりがちなピスタも超安定で、ちょっと痩せたこともあってかぼいじゃーの頃を彷彿とさせるわたしの大好物ピスタになってたっていう超個人的感想

 

それはそうとして、始まった1曲目のイントロは"ブルー"

もう何度も聴いてる安心感をおぼえた矢先に第一声から痺れさせられた

こんな息多めのソフトボイス出してたっけ、、、

特に高音部の一切声を張らない歌い方が、いつもののびやかさとは違った表情をみせてた気がする

総さんミックス出すイメージないんだけどあれミックスだったのかな、、これでもかってくらい優しさでくるまれた声だった

あと角度的には左側からみるかたちだったので、柔らかいストロークの手首がよくみえて印象的だった

 

総「こんな暑い中みにきてくださってありがとうございます〜。ほんとにもう暑いですけど、フジファブリックにも夏祭りの曲が結構あって、今日はその中から1曲やろうと思います」

 

え夏祭りの曲、虫の祭り、、いやまさかまさかってか夏祭りではないか、じゃあやっぱり祭りのまえか、、とか頭フル回転させてたら始まったのは"水飴と綿飴"、、、

浮遊感のあるコード感と、この曲ありきのものかとさっそく伏線を回収するような(?)極上ソフトボイスが凄かったことしかおぼえてない・・・

はじめて生で聴いたんだけど、サビに入ってもフワフワが止まらない感じが際立ってて改めて変な曲なんだなと(褒めてる)

あの唐突な「love you、嘘だよ」からは志村さんを感じざるをえなかった

アルペジオの一音一音から、溶けてってしまっているような繊細な歌い方まで、とにかく演奏が丁寧で揺さぶられた

あとで気づいたんだけどこれはじめての総さん曲なんだっけ、、

もうこの曲の感想で締めたいほど素晴らしかったです(だめ)

 

で、唐突にまわり始めるステージ

今回360度のステージだったんだけど、回転する仕様になってて

総「俺がまわして!っていう予定だったんですけどね〜」

「亮ちゃん、、みなさん亮ちゃんって呼ばないんですかね?みんななんて呼ぶの?(客「亮太くん!」)亮太くん?そっかぁ・・亮太くんかぁ・・」

「亮ちゃんとは、浜崎貴司さんのGACHIっていうイベントで一緒で、そこからいろいろ話さしてもらうようになって。それで今回呼んでもらって、ほんとにありがとうございます。僕は普段はフジファブリックっていうバンドをやってるんですけど、フジファブリックは志村くんっていう・・やつが、つくったバンドで(笑)。彼は山梨県の富士吉田の人で、亮ちゃんも山梨出身ということで、僕ぜんぜん関係ないんですけどね、なんかすごい話してても合うんですよねぇ!」

「亮ちゃんあんな爽やかな顔してね、エロいんですよ!(誰もきいてない) 僕なんかは小学生レベルなんですけどね、亮ちゃんからはもういろいろ教えてもらって、これとか、この『足』とかね!(キックパッド)(バスドラみたいに音出すやつ)  これええな〜って思ってて、今回この『足』(キックパッド)、はじめてなんですけどね!アハハ! 使ってやってみます」

 

そんな「足」(キックパッド)初登場曲は"透明"

シビアにベース音を刻みながら爪弾かれるギターの緊張感とシンプルな歌が心地よかった

さらに「足」(キックパッド)によって原曲の雰囲気が出されてて楽しくなってた

この曲、なんかいつも気持ちよくさらっと聴いてしまうのはわたしだけかな

って気づいてもっと噛み砕いてみたい欲もわいてきた

最後は「追っかけってわかります?できる?」というゆるい誘いにのってみんなでゆるくシンガロング(らららら〜ららららら〜ら〜のとこ)

 

順番ぜんぜん覚えてないんだけど飼い主紹介したのここだっけ?

総「ダイちゃんおる〜?あの、バンドメンバーがいつもみにくるんですけど」

って言い終わらないうちにすごい勢いで二階席からダイちゃんが身を乗り出して両手を振って仕切りを隔てて隣のテーブルのひとたちと乾杯してもうぜんぶもってかれた

このあともダイちゃん席が目に入る席だったからちょいちょい気になって見ちゃったやん

一瞬で脚光を浴びすぎたダイちゃんに総さん「時間ないねん。じっとしててそこで聴いといて」

ダイちゃんは楽屋でずっとお菓子たべてたらしい

またコーヒー淹れてあげたりもしたんかな

とかいろいろ想像させるしなにかと存在感のある関係者(あくまで関係者)

 

ここでカバー曲がUAの"ミルクティー"

たぶん知らない曲だったんだけどすごいよかった

曲もだし今日の総さんの歌い方にすごいはまってたのもよかった 

フジのバンド曲に多い、言葉をはめこんだ歌を勢いにまかせてぶっとばす曲(TAIFUとかSplash!!とか)を歌ってるのもすごい好きなんだけど、こういう曲の言葉をひとつひとつ聴き手に届ける歌い方も好き

こういうのって技術もだけど人柄も出るところなのかな

あとやっぱり女性曲うたう総さんのしっくりくる感じも好き

 

ここでまたステージ回転だったかな?

まわるたびに ろーりんろーりん♪ って歌ってて(七尾旅人×やけのはら"Rollin' Rollin'"だったそう)、お客さんが手拍子で乗り始めるんだけどだんだん長引くようになって「もう〜時間があ〜る〜の〜!」ってまわりを叱りつけてたのすごいかわいかった()

総「僕、実は7年前の今日から歌い始めたんですよね。そのときはほんと心臓とれるかと思ったんですけど(笑)」

厳密には7年前の明日だったけど、今日はそんな日だった

わたしは映像でしかみられてないけど、ダイちゃんが「総くんが歌います!」と一言宣言して、まんなかがぽっかり空いたステージで、かたい表情で慣れない言葉を噛みしめるように、まだ細い声を絞り出して歌われた"会いに"から7年の今日

だから今日も特別なライブになるんだろなぁって予感はあった

 

総さんの背中をみるかたちで続いたのは"LIFE"

バンドでも弾き語りでももう定番になったけど 、飽きずにギターに釘付けになる

ただ今回はわたしがみたLIFE史上で歌詞最むにゃむにゃだった・・

それを本人もファンもわりと平然と流すようになった気がするまあいいや 

「少しでも君に届いたらいいな」のとこでは「君に」で客席指さしてくるっと一回転してた

なにこの360度ステージを駆使したパフォーマンス、、

歌うたい8年目の総さんはステージの、そして会場のどまんなかで堂々の笑顔だった

 

藤巻さんとは本当にかなり気が合ったらしく、「おじさんにもなって新たな友達ができるとは・・」とかなんとか話してた

総「これの打ち合わせしよ〜って一緒にのんだんですけどね、朝まで。ほんとに4時とか5時とかだったかな、帰ってからお互いこうライン、ラインするんですけど(いつものラインするジェスチャー)、結局ふたりともなに話したか覚えてないっていう(笑)」

 

そんな藤巻さんの、というかレミオロメンの曲"雨上がり"をここでカバー

これはGACHIのときに藤巻さんやってたよね、聴いたことあった

総さんの歌がバチッとはまってたな〜ギターのテンポ感もね

また聴きたいし、単純にこの曲好きになった

 

そして"虹"!

今回は「足」(キックパッド)も入ってよりバンドっぽくなって盛り上がった

もちろん空は全員で持ち上げた

今回お客さんが総さんをぐるっと取り囲むかたちだったから、あとわたしがそれを見渡せる位置にいたから、全員で空を持ち上げてるのはなかなか神秘的で壮観だった、、笑

でも、見た目としてはちょっとおもしろかったけど、この曲のこの部分はもともとそんな神秘性があると思ってて

それまでそれぞれの楽器が刻んでた音がふっとやんで、鍵盤のメロディーにのせられて昇華していく感じ、

そしてゆっくりと空が持ち上がって、、そんな異様な情景を想像させられ、かと思ったらすぐにまた現実に戻る、そんな感じ

そんなのを改めて感じた瞬間だった

で、あれ「足」(キックパッド)あるけどソロ弾くよね・・?とかいう一瞬の不安はどこ吹く風、歌が終わるとステージの淵まで歩いてってギター弾き倒しの時間

ほんとにもう毎回のライブのこのソロ収録したCDほしい

DVDならなおいい

そんなソロ弾き倒しつつ、「ステージ回る?(ジャカジャカ)回して〜!(ジャカジャカ)まわ、回らんかな!」と言うも回らず、自らステージを練り歩いてまわる総さん

最終的に回してもらえて「あっ回った!!」ってすんごい嬉しそうに笑いながらすんごいかっこいいギター弾いてた

好きです

これで総さん枠はおわり、「ありがとうございました〜!」の直後に花道にズカズカと現れたのはチャンダイ!!

時間!!!と腕時計ビシビシやりながら飼い犬総さんに近づいて肩にタオルかけてそのまま一緒に退場、最後にステージを振り返って深々とお辞儀をしたのは総さんではなくチャンダイ

はい好きです

 

続いた藤巻さんのステージ

GACHI以来なにげに二度目の藤巻さん

ぜんぜん聴けてなくてレミオの代表曲しか知らなかったけどよかった

みんな好きだと思うけど声が好き

レミオはちゃんと聴いたらたぶんはまるんだろうなぁとか思いながらまだ聴けてないや

聴いてみよかな

あとすごいどうでもいいんだけど、なんかの曲聴いてる途中で突然わたしの頭上にファサってなんかきてなに??!って思ったら、壁に貼ってあった席のアルファベット書いた紙が剥がれてきてたから直しといた

すごいどうでもいい

 

藤巻さんが終わると、アンコールの手拍子が始まるのも待たずにステージにマイクが二本並んでセッション枠へ

総さんと藤巻さんが肩を組んで手をふりながら再登場、ステージに上がるところで藤巻さんにうしろから乳を揉まれる総さん

どこいってもそういう扱いなのね・・(脳内に蘇る斉藤◯義や尾崎◯界観)

そんな事件だけでなくステージでのMCからもふたりの仲の良さが伝わってきた

総「てか亮太くんなの??」

藤「うん。亮ちゃんって呼ばれたことないね」

総「じゃあ俺自主的にに亮ちゃんって呼んだんかな?!」

藤「いやだって、俺が自分で『亮ちゃんって呼んで〜』とは言わないでしょ!(笑)」

藤「総ちゃんはもう総ちゃんって呼ばれてるからね」

総「そうですね〜まぁ、おっちゃんたちからね(そうそうたるおっちゃんたちからね)」

そんなふたりがこのライブの打ち合わせをしたときの話になり、朝までのんでいながらライブの話は3、4分しかせずあとは「そうそうそうそう〜〜〜!」と盛り上がって、翌日仕事だった藤巻さんが「大丈夫?」とラインしたところ撮影があった総さんからは「俺はダメだ・・・」と返ってきたそう、そんな場でできた新曲が"まるくおさまって笑顔"

藤巻さん作曲のこの曲は本人いわく「みんなのうたにありそうな曲、タイトルはダサい」

ダサいってかみんなのうたっぽいってことよね、ほんとにそんな曲で楽しかった

この曲ではふたりとも「足」(きっくp)を使ってて、総さんのほうは今回はシャンシャンいう音だったんだけど、その音に合わせてみんなで手拍子した

「俺たちもはじめてやる曲だからどうかな〜〜」と言いながらも練習をへて本番、みんなの手拍子が揃うと会場の全員が笑顔になった

シャンシャンしてた総さん本人も「できたできた!!」みたいな超嬉しそうだった

こんなシーンあんまりないし今回のセッションならではって感じ、よかった

それから曲前にあったやりとり

藤「総ちゃんが歌う2番の冒頭に注目です!!」

総「え〜それ歌う前に言わんといてや〜〜今も頭ん中必死にメロティー追っかけてんねん〜〜」

の問題の箇所では「俺はモテたい男だぜ〜」(だっけ)って歌ってた

ちょっとブギーバックを思い出したりした

 

曲が終わるとふたりでがっちり握手、その後もなかよしトークは続き、いっしょにサッカーやろう!だの山登ろう!だの

総「山はあのねぇ・・ちょっとこの話暗闇に入っていきますけど・・この前、渋谷みたいなとこで、アゲハチョウのつがいを見たんですよ」

藤「渋谷みたいなとこってそれ渋谷じゃない?(笑)」

総「あ〜そうだね(笑)。 渋谷で、アゲハチョウのつがいを見て。あ〜東京にもおんねや〜って思って、それでね!オオシオカラトンボをすごい見たくなったんですよ。だからねぇ山行ったらオオシオカラトンボ見たい!」

藤「・・これほんと着地しないなぁ(笑)」

 

息ぴったりなふたりをみられたところで、ここからはお互いの曲をセッション

まずは"若者のすべて"

特にハモりとかもなくシンプルにふたりで歌ってた

すごい思ったのは、ふたりの声がきれいに溶け合ってるなっていうこと

そういえば声質似てるのかも、と思いながら聴いてたら最後「同じ空を見上げているよ」のユニゾンできれい〜に溶け合ってて感動した

最後の曲はレミオの"3月9日"

冒頭を総さんが歌うのを聴いてあ〜合う〜〜〜って思って、やっぱりふたり似てるんだなと

総さんはこの曲は静かめに歌ってた印象というか、サビの高音とかはあのミックスっぽい声で丁寧に歌ってた

本家の藤巻さんはもちろんよかった

はじめて生で聴けてよかったな〜

 

そんな贅沢なセッションが終わり、ステージは大きな拍手に囲まれる

「ありがとうございました!!せっかくだから最後にもう一回だけステージ回してもらおか!!」ということで回りはじめるステージ、

なんだけどそのままゆ〜〜〜っくり回るステージの上でふたりがニコニコ手を振り続けてるのがなんともシュールだった

特に総さんがしずしずと手を振ってるのをみて藤巻さんが「公家みたい(笑)」って言ったのじわった

最後までゆるっとあったかい雰囲気で、今回のライブは幕を下ろした

 

ひさしぶりなのもあってバンドワンマンでもないのにめちゃくちゃ書いてしまった、、

ほんとにいいライブみれてよかった

自分の弾き語り欲もあがったけど、なんかシンプルな歌をしっかり弾き語りたい気分

 

↓セトリ↓

〈山内総一郎〉

1. ブルー

2. 水飴と綿飴

3. 透明

4. ミルクティー(UAカバー)

5. LIFE

6. 雨上がり(レミオロメンカバー)

7. 虹

 

藤巻亮太

1. 指先

2. 天使達の歌(坂本サトルカバー)

3. 蛍

4. 日々是好日

5. 南風

6. TALI(YOSHII LOVINSONカバー)

7. 北極星

 

〈アンコールセッション〉

EN1. まるくおさまって笑顔(藤巻さん新曲)

EN2. 若者のすべて

EN3. 3月9日

 

 

 

ブログの今後ですが時系列ぐちゃぐちゃなるけど、未公開のレポたちもあげるかもです

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有言実行な自分を信じる・・・()